時間の一齣 · 2019/05/25 夜の9時は 夜の9時は 遅すぎることはない あなたに 心のほとばしりの喜びを 伝えるための薔薇を プレゼントするには。 ここは、五月のベルリン 。 でも、あっというまに、河は 緋色に染まり、 あなたの顔も 私の面影も 急にくすみ始める。 早すぎる翳りに 腕と首を絡ませて 足早に歩き始める 異国の恋人、 わたしは、魔法の庭にいる。 tagPlaceholderカテゴリ: